監督:デビッド・エアー
出演:ウィル・スミス、ジャレッド・レト、マーゴット・ロビー、ジョエル・キナマン、ビオラ・デイビス、ジェイ・コートニー、ジェイ・ヘルナンデス、アドウェール・アキノエ=アグバエ、アイク・バリンホルツ、スコット・イーストウッド、カーラ・デルビーニュ、アダム・ビーチ、福原かれん、ベン・アフレック
原題:Suicide Squad
制作:アメリカ/2016
URL:http://wwws.warnerbros.co.jp/suicidesquad/index.html
場所:109シネマズ木場
マーベル・コミックのスーパーヒーローを原作とした映画群を「マーベル・シネマティック・ユニバース」と名前を付けて、主に「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」を中心として続々と公開されている。この「マーベル・シネマティック・ユニバース」の面白さは、それぞれのスーパーヒーロー映画が独立して存在しているだけではなくて、他の映画にもキャラクターをクロスオーバーさせて、一つの大きな世界を形成している点にある。その集合体のメインの映画を「アベンジャーズ」として、さらに「マーベル・シネマティック・ユニバース」のフラッグシップ的な映画として存在させているところも面白い。
アメリカン・コミックのもう一つの雄、DCコミックスも、このマーベル・コミックの成功にだまっていられなくなったのか「DCエクステンデッド・ユニバース」を打ち出してきた。その3つ目の映画がこの『スーサイド・スクワッド』だった。
「DCエクステンデッド・ユニバース」の映画は、『マン・オブ・スティール』も『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』も観てなくて、いきなりこの『スーサイド・スクワッド』を観てしまったわけだけど、ストーリーを理解するのにそれほど支障もなく、それなりに楽しめることができた。特に、マーゴット・ロビーが演じているハーレイ・クインが素晴らしかった。『ハーレイ・クイン』として、一人で看板を背負っても良いんじゃないかなあ。
とはいえ、もうイヤと云うほど「マーベル・シネマティック・ユニバース」の映画を観ているで、そのうえに「DCエクステンデッド・ユニバース」までも追いかけて行くのはちょっとキツいなあ。次の『ワンダーウーマン』を追いかけるのかどうかは不透明。
→デビッド・エアー→ウィル・スミス→アメリカ/2016→109シネマズ木場→★★★