監督:ギャヴィン・オコナー
出演:ベン・アフレック、アナ・ケンドリック、J・K・シモンズ、ジョン・バーンサル、ジェフリー・タンバー、シンシア・アダイ=ロビンソン、ジョン・リスゴー、ジーン・スマート
原題:The Accountant
制作:アメリカ/2016
URL:http://wwws.warnerbros.co.jp/consultant-movie/
場所:109シネマズ木場
不思議な映画だった。
ベン・アフレックを「高機能自閉症」と云う障害を持つ人間に設定したのは、その障害が持つ特異姓(限定された物事へのこだわりや興味が強い、記憶力が高い、自分独自の行動ルールへのこだわりが強い)が常人には不可能な仕事を成し遂げられる可能性があることを見せるためではないかとおもって観ていたのだけれど、機械のようにクールに人を殺せる特性を持つようになったのは、うーん、どうなんだろう? それは「高機能自閉症」の特質に合致するものなんだろうか。無理矢理「高機能自閉症」と「殺人マシン」を結びつけてしまったためにとても暴力的な映画になってしまって、いつの間にかアンチ・ヒーローの映画に変わっていた。
ラスト・シーンはまるで続編があるような終わり方だった。この映画はマーベル・コミックやDCコミックスのアメコミ路線を狙ったアンチ・ヒーローの映画だったのか?
→ギャヴィン・オコナー→ベン・アフレック→アメリカ/2016→109シネマズ木場→★★★