監督:タイカ・ワイティティ
出演:クリス・ヘムズワース、トム・ヒドルストン、ケイト・ブランシェット、イドリス・エルバ、ジェフ・ゴールドブラム、テッサ・トンプソン、カール・アーバン、マーク・ラファロ、アンソニー・ホプキンス、浅野忠信
原題:Thor: Ragnarok
制作:アメリカ/2017
URL:http://marvel.disney.co.jp/movie/thor-br.html
場所:109シネマズ木場
「マイティ・ソー」シリーズに出てくるキャラは、トム・ヒドルストンの「ロキ」がクリス・ヘムズワースの「ソー」をちょっと喰い気味なところがあって、その魅力的なキャラの「ロキ」が単純な「ソー」への対立軸としての悪役だけにしておくのはもったいないと考えたのか、今回の映画では微妙に「ソー」に対して協力を見せる立ち位置となっていた。でもそこは一応「ロキ」のキャラクターを維持するべく得意の裏切りを見せはするのだけれど、それがまるで子供のいたずらレベルにまで落ちてしまっていて、「ソー」と「ロキ」との掛け合いが漫才のように笑える事態にまでなっていた。特に「助けて!」作戦などは、お笑いのテクニックとしての「天丼」にまでしてきた!
となると、この映画のエンドクレジットで見せた「ロキ」が保有しているとおもわれる「スペース・ストーン」にはどんな意味があるんだろう。「ロキ」がまた「悪」に走るのか。「ソー」に協力する形で「スペース・ストーン」を提供するのか。
とにかく来年公開される『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、今までの「マーベル・シネマティック・ユニバース」の映画ではあまりストーリーに絡んでこなかったインフィニティ・ストーンがメインとなるはずだ。以下、インフィニティ・ストーンが、今、どこにあるのかのまとめ。
●スペース・ストーン(青色のインフィニティ・ストーン、「四次元キューブ」に収められてる):アスガルドにあるオーディンの金庫に保管されていたけどロキが回収? おそらくアスガルドの移民船内にある。
●マインド・ストーン(黄色のインフィニティ・ストーン):最初は「ロキ」の杖に、現在は「ヴィジョン」の額(ひたい)に。
●リアリティ・ストーン(赤色のインフィニティ・ストーン):コレクターの保管庫にあったが爆発により所在不明。
●パワー・ストーン(紫色のインフィニティ・ストーン):ザンダー星にて保管中。
●タイム・ストーン(緑色のインフィニティ・ストーン):ネパールの首都カトマンズにあるカマー・タージにて保管中。
●ソウル・ストーン(橙色のインフィニティ・ストーン):所在不明。
(http://d-kamiichi.com/archives/18013#i を参照しました。)
→タイカ・ワイティティ→クリス・ヘムズワース→アメリカ/2017→109シネマズ木場→★★★☆