監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:タイ・シェリダン、オリヴィア・クック、マーク・ライランス、リナ・ウェイス、森崎ウィン、フィリップ・ツァオ、ベン・メンデルソーン、T・J・ミラー、サイモン・ペグ
原題:Ready Player One
制作:アメリカ/2018
URL:http://wwws.warnerbros.co.jp/readyplayerone/
場所:109シネマズ木場
スティーヴン・スピルバーグが監督した作品は、日本では今年になって『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』が公開されたばかりなのに、続けざまに次回作の『レディ・プレイヤー1』が公開となった。まったく違うタイプの映画をこうも簡単に連発できる職人監督って、やっぱり素晴らしい!
『レディ・プレイヤー1』は「ゲーム」と「映画」が好きな人間にとってはたまらない映画だった。クエストを解く鍵がキューブリックの『シャイニング』だなんて、ああ、そんな「ゲーム」が欲しかった。『レディ・プレイヤー1』のゲーム版も欲しいなあ。Nintendo Switchあたりで出して欲しいよ。まあ、映画のゲーム化だなんてクソゲーが出来そうだけど。
それに、ところどころに映画の話題が出てくるところも楽しい。ジョン・ヒューズの作品とか、『ビルとテッドの大冒険』とか、『バカルー・バンザイ』とか、『メリーに首ったけ』とか。もちろん、『AKIRA』の金田のバイクやガンダム(微妙にガンダム世代ではないけど)にも大興奮! でも、この手のVR(仮想現実)やAR(拡張現実)をテーマにしたストーリーのお決まりのセリフでもある「リアルも大切」が出てきて一気に冷めてしまった。そういう決まったパターンは、いくらなんでも、もう、いらない。
→スティーヴン・スピルバーグ→タイ・シェリダン→アメリカ/2019→109シネマズ木場→★★★☆