監督:ペイトン・リード
出演:ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ペーニャ、ウォルトン・ゴギンズ、ボビー・カナヴェイル、ジュディ・グリア、ティップ・“T.I.”・ハリス、デヴィッド・ダストマルチャン、ハナ・ジョン=カーメン、アビー・ライダー・フォートソン、ランドール・パーク、ミシェル・ファイファー、ローレンス・フィッシュバーン、マイケル・ダグラス
原題:Ant-Man and the Wasp
制作:アメリカ/2018
URL:https://marvel.disney.co.jp/movie/antman-wasp/home.html
場所:109シネマズ木場
「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズの中でもコミカル部門を担当する「アントマン」は、ポール・ラッドの軽妙さとマイケル・ペーニャのボケっぷりが楽しいので、「アベンジャーズ」路線に疲れたときの一服の清涼剤になっているのが嬉しい。
さらに今回は量子世界へと突入して行くので、ナノ・ユニバースをどんなかたちで映像化するのかも興味津々だった。ところが、そのナノ・ユニバースのことよりも、アントマンとミシェル・ファイファーが演じているワスプとのあいだの「量子もつれ」から起こる意思疎通のシーンを見て、人間の「意識」と云うものはいったいどこにあるんだろう? とのスピリチュアル的な疑問が先に立ってしまった。「意識」も「物質」なのか? もし「物質」ならばどこかに「形」として存在しているのか?
そんな疑問を解決すべくネットをフラフラしていたら次のブログに行き着いた。
量子物理学の世界では“意識の不滅”が論争になりつつあるようだ
http://higurasi101.hatenablog.com/entry/2017/01/31/190713
「我々の思考、意志、意識、感情は、精神的な性質です。これらは物理学が取り扱う自然界の基礎的な力(重力、磁場など)とは直接的な関係はありません。一方、量子的世界では精神的性質との驚くべき一致が見られるのです」(マックス・プランク研究所クリスチアン・ヘルウィグ博士)
なんだそうだ。これを読む限り、アントマンとワスプとのあいだの意識の「量子もつれ」はあながち嘘ではないようなのでびっくり。これはもっと量子物理学についての文献を読まなくてはいけないなあ。
→ペイトン・リード→ポール・ラッド→アメリカ/2018→109シネマズ木場→★★★☆