ナショナル ギャラリー 英国の至宝

監督:フレデリック・ワイズマン
出演:ナショナル ギャラリーの人びと
原題:National Gallery
制作:フランス、アメリカ/2014
URL:http://www.cetera.co.jp/treasure/
場所:ル・シネマ

フレデリック・ワイズマンの今回の題材はロンドンにある「ナショナル ギャラリー」。2011年11月9日〜2012年2月5日に開催された「レオナルド・ダ・ヴィンチ回顧展」を中心に、ナショナル ギャラリーの中で働く人びとを追いかけている。

そんな人びとの中でも、特にメインにスポットが当っているのは学芸員によるギャラリートーク。彼らの情熱的な絵画の解説は聞いていて楽しい。特にルーベンスの「サムソンとデリラ」を担当した女性の学芸員の解説が素晴らしかった。

ギャラリートークの他、修復作業のための関係者への解説なども含めたこの映画に出て来た絵画は記憶の限りでは以下の通り。

ピサロ「夜のモンマルトル大通り」
ジョージ・スタッブズ「ホイッスルジャケット」
ベリーニ「聖ペテロの殉教者の暗殺」
ターナー「戦艦テメレール号」
ルーベンス「サムソンとデリラ」
レンブラント「馬上のフレデリック・リヘル」
フェルメール「ヴァージナルの前に立つ女」
ジェンティレスキ「モーセの発見」
レオナルド・ダ・ヴィンチ「岩窟の聖母」
カラヴァッジョ「とかげにかまれた少年」
ベラスケス「台所の情景、マルタとマリアの家のキリスト」
ベラスケス「ヴィーナスの化粧」

絵画への興味がいまいち薄いんだけど、フレデリック・ワイズマンによってまたちょっと興味が湧いてきた。今週末にでも近くの美術館に行ってみようとおもう。

→フレデリック・ワイズマン→ナショナル ギャラリーの人びと→フランス、アメリカ/2014→ル・シネマ→★★★★